草津舘のある湯畑より歩いて約10分ほどの所に「西の河原公園」があります。ここには国内有数の規模を誇る大露天風呂があり、その広さはお風呂だけでも500平方メートル、男女それぞれに約200人が一度に入れる広さです。公園自体は8000平方メートルを越す規模で至る所に温泉が湧き出ています。
その中でも、「鬼の茶釜」や「鬼の相撲場」などの名前からもわかるように以前は賽の河原と言うように呼ばれて、湯煙の立ち上る光景と硫黄の臭いが立ちこめる光景や一本の木も生えない河原の中を流れる温泉などを見て昔の人々がそのように表現したようですが、現在では前述のように改称されました。秋の紅葉や冬の雪見風呂の楽しめる温泉として大変人気がございます。(入浴料別途)
また、この公園の中には「草津ビジターセンター」がございまして、草津温泉に関しての詳しい解説などが視覚的にわかりやすく展示されています。露天風呂を堪能したらチョット立ち寄ってみたいスポットです。
西の河原公園に入って間もなく、少し小高いところに赤い鳥居が何本も建っている社が見えます。これが「穴守稲荷」です。平成13年の夏に今までの古い祠を取り壊して現在のように整備されました。
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