人は神ではないので必ずどこかで間違える。
人の社会には少数のリーダーと、一般大衆があり、リーダーには善政のために「全能」を期待する換わりに権力をあたえる。
リーダーも人の子、判断を間違えるので何時か必ず入れ替えが起こる筈である。
わが国は古代の卑弥呼を除きほぼ男性優位社会で、官僚や政治家(会社は業績チェックがある)家庭でも永く男性がリーダー役をやってきた。
しかし、必ずどこかで間違えるのに、永く続いているのは
@間違いを認めないか、認めても謝らない「謝る」と能力を疑われて降ろされる恐れがある。
Aごまかすか嘘をついて今までの体面を繕う。
B国なら正当化の戦争か弾圧、家庭なら暴力に及ぶ。
「お互い様」の男性リーダーは失敗を庇いあい正直者は追放される。
いつも被害にあっている多くの女性は潜在意識的に不信感をもっているのでリーダーになると不正を摘発し、正直で嘘をつけない。
これが田中外相人気の秘密で小泉人気を支えてきた。ところが今度の理不尽な更迭である。
ブルータスおまえもか!田中真紀子首相待望論に拍車がかかるかもしれない。
◇田中真紀子プロフィールは写真をクリックして下さい。(自民党公認プロフィールより)