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●やすじの「ビッグ・バンク」説

2002.02.13/中沢康治

 

 
 
 

 

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ガモフの、宇宙の誕生は約150億年前の<ビッグ・バン>であるという説は有名ですがヤスジの、地軸傾斜は約6500万年前の<ビッグ・バンク>であるという説は全く知られておりません。それはその筈、私の創った仮説だからです。
まあ、笑わないで聞いてください。

ご存知のように、恐竜が滅亡したのは6500万年前、巨大隕石が地球に落下して気候が変動したからという説が有力です。私の説では、小惑星との衝突による衝激で、地球の回転軸はこの時23.44度傾いたという、トンでもない説なのです。 この「ビッグ・バンク」以前は、

@ 地球自身の活動(海・火山など)で「生命の構成要素」ができ。
A 月の引力(月の公転による変化)が「生命の誕生と増殖」に関係し。
B 太陽の光で「植物の増殖」が行われ、
C 植物の活動(炭酸ガスの減少、酸素の増加)で「動物の増殖」が行われ、
D 太陽自身の活動(黒点など)で「生物の寿命」がきまりました。

以上の基本的な五つの要因が考えられ、「ビッグ・バンク」以降は新しく六つ目の

E 季節変動(地球の公転による季節変化)で生物の季節対応が始まった。

が加わったとする説なのです。

この考え方によれば「なぜ巨大爬虫類は滅亡したのか」「なぜ常緑と落葉植物があるのか」「なぜ昆虫は変態するのか」「なぜ留鳥と渡り鳥がいるのか」「なぜ草食と肉食動物がいるのか」「なぜ冬眠しないものとするものといるのか」「なぜ毛ものがいるのか」「なぜ人間は裸なのか」「なぜ人は知能を獲得したのか」などの謎が解けるのです。

さて、「ビッグ・バンク」以前は、地球の回転軸は太陽光と直交し、現在のように23.44 度は傾いていなかったのですから、地球の赤道上は常時暑く、緯度や標高が高くなるにつれて徐々に常夏(とこなつ)や常春(とこはる)となり、北極と南極で初めて常冬(とこふゆ)となり、年の季節変動はありませんでした。ちなみに、「月」は現在より地球に近く、大きな引力が周期的に地上に及び、両者が離れる拡大「場」が「細胞に分裂や動物に産卵を促す増殖環境」を造ったと思われます。赤道付近はいつも暑く、巨大常緑植物が繁茂し、巨大動物は皆裸で、緯度や標高が高くなるにつれて常緑植物の森は続き、おとなしい動物たちと共に太陽光の減少に適応していたでしょう。その頃「裸のさる」は常夏の「エデンの森」の中で、高度の知能は必要ありません。勿論、落葉樹や渡り鳥もなく、まして冬眠するものなどはいませんでした。そんなある日、今から約6500万年前、小惑星が地球に衝突したのです。その時、巨大地震や巨大洪水が起こり、舞い上がった土砂粉塵は地球を覆い太陽は隠され気温は下がって「大変動」となりました。多くの動植物は死滅し、恐竜はこの時滅亡しました。どのくらい続いたか、再び大気が透明に戻ったとき、天から、ちらほら白いものが降ってきたのです。地球の回転軸が傾き、季節変動が起きるようになったのです。そして「ビッグ・バンク」以降、地球上の生物は「季節に合わせた進化」をせざるを得なくなりました。

 

 
 
 
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