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●新年のご挨拶

2005.01.01/中沢康治

 

 
 
 

 

 

新年明けましておめでとう御座います。

昨年は温泉偽表示問題、猛暑、台風上陸史上最多、浅間山の噴火、中越地震と色々な事がありました。皆様の草津温泉は、温泉表示は問題なし、台風はみなそれるし、浅間の噴火はいつものように大きな音がしたくらいでほとんど無関係、中越地震は前橋、高崎よりも揺れませんでした。それなのに9月から、急激に客様が少なくなって驚きました。景気変動論に悲観的なマスコミ情報をくわえる必要があります。もっとも日本列島は火山列島ですから地震も噴火もありで、何処にいても絶対に安全というわけにはいかないかも知れません。地球が誕生してから約48年億年と言われます。生命が誕生して36億年、以来、大変動の連続の中にあって生命はあらゆる試みを企てては「変身」し、旨くいった生物が残ります。約27億年前、海上に、藍藻シアノバクテリアが大繁茂して充満している炭酸ガスを、太陽光で捕らえ大量の酸素を放出し動物が上陸出来る環境を整え、植物は約4億年前に上陸しました。動物は、その後から遺伝子が変わる程の七転八倒の苦しみで「変身」して上陸、様々な試練を重ねました。恐竜が滅んだ謎のあの6500万年前から数えたとして(実際はもっと遡る)1万年を1歳とすれば、哺乳類は約6500歳、我々人類は約500歳、氷河期は約200歳から始まり、草津白根山は約100歳、草津温泉は30歳で列島の一部は大陸につながり、ネアンデルタール人が出現していた頃だそうです。富士山や浅間山は若く、約5歳、天明三年の浅間の爆発は今から221年前ですが、関東大震災はつい最近81年前。プレートテクトニクス理論に因れば、太平洋の海底地盤が年に数センチ、ハワイの方から日本の方に動いて日本海溝に沈み込み、ユーラシア大陸地盤の下にもぐるように押合うので火山や地震はどうしても起こるようです。環境の変化によって我々は進化してきたのです。ではどうしたらいいでしょうか?今のところあまり予知も旨くいっておりません。そこで、草津のような天災の少ないノアの箱船の様なところを探して逃げるのも方法ですが、クヨクヨしても同じ事。引っ込んで家に籠もっていても危険かも知れませんよ。まあ、どんと構えて楽しくいこうではありませんか。ここで元気で長生きする方法3つを考えてみました。

@    楽観的であること。

悲観していると、神は「この世には不適だ」といいますよ。

A    呼吸を腹式で深くすること

                動物の目的は一生の間にどのくらい多くの酸素を消費するかにあるようです。

B    あらゆる事に好奇心を持つこと

       この世に関心がないと、神は「そろそろ退け時」といいますよ。

さあ、草津へいらっしゃって「早朝の山歩」にご参加下さい。二本のストックを持てば四つ足で歩けて安全です。御一緒に雪上を歩きましょう。ウサギやリスの足跡や、カモシカにも遭えるかも。せめて 93 ( くさ ) 2 ( ) カ月以上は元気で頑張りましょう。

 

 
 
 
 
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