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●沖縄、普天間基地に思う

2006.03.21/中沢康治

 

 
 

 

音の物凄い空軍基地、戦争の基地、どこの自治体も自分のところへ来るのは反対に決まっています。しかしこの不幸を「人類の幸福」に転換する方法はないものでしょうか。

人類の歴史は戦いの歴史とも言われます。この最悪で最大の愚行を止めるきっかけをつくるには、太平洋戦争で一番苦労した沖縄から全人類に対し「戦争を止めよう」というメッセージを強力に発信するために、世界の人々が戦争を永久に追放するような気持ちにさせる程の力を持った施設を普天間基地に建設する事ではないでしょうか。

それには、普天間基地の直ぐ近くに「戦争と平和の大ミュ−ジアムまたはテーマパーク」を創るという提案です。

内容は例えば

  1. クロマニオン人の頃から始まった戦争の歴史を体験できる体験館。
  2. 戦争に関する映画を集めて戦争映画のアーカイブをつくり、上映して戦争とは何かを考えさせる。
  3. 暴力や拷問、破壊をテーマにした展示でバイオレンスや破壊とは何かを考えさせる。広島、長崎とも連携する。
  4. 現代戦争の武器、戦車、航空機、戦艦、原子爆弾や水素爆弾等を展示し、実際に展望台から訓練を行っている最新の航空機などを見物できる塔を造ります。
  5. 起こる可能性のある第三次世界戦争によってもたらされる人類の最後を体験できる体験館。
  6. 戦争と平和をテーマにして平和とは如何に素晴らしい事かを感じさる。
  7. 世界宗教会議が開けるコンべンションホール。
  8. 人類の存続と発展のメッカになる様な所にする。
  9. 人類が共同して宇宙に理想の基地を創って行く未来を描きます。
  10. 大隕石との衝突、何億年後に来る太陽の膨張に対応する人類の対応。
これらはほんの一部です。多くの人の知恵を集めるため、デズニーランド等を参考にして、世界中から参加できる設計コンペをすると良いでしょう。実際の基地体験とミュージアムでの体験を通して、これからの人類のあり方を示唆し、全人類が訪れて戦争の馬鹿らしさを実感するようなテーマパークです。各国から「戦争を放棄」させ、本質的に戦争の基地が不要になるような大ミュージアムかテーマパークを建設する。日本国の総力を挙げてのプロジェクトとし沖縄を一気に世界に売り出す。


世界の人々が日本を訪れるとき、必ず訪れるような、大規模で迫力があって面白く、知らず知らずに平和を愛する人になれるような施設を建設して、平和憲法を持つ日本から世界へ「殺しあうよりも協力しよう」「人口増大に対しては宇宙に出て行こう」「地球はリゾート星にしよう。生命誕生を記念し、この故郷星には年一度は戻ってこよう」
というようなメッセージの発信できる基地にしたら如何でしょうか。

 

 

 
 
 
 
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