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草津町議会議員としての中沢康治をご理解いただくため、私の一般質問書を公開いたします。これについての皆様のご意見などを広く頂きたいと思います。ご議論、ご意見等なんでも掲示板へどうぞ
 
 
 
 

  一般質問  2002.3.22  中沢康治

平成14年施政方針説明について一般質問させていただきます。

町長さんの選挙公約に「日本一元気な草津を創る」とあり、混沌とした今の日本にあって「これだ」という特効薬は無いが、日々の町民の努力と創意工夫が大切とありますが、  草津の住民に「どうしたら元気が出る」のか、また「どうしたら町民の努力と創意工夫が出る」のでしょうか?江戸時代の草津温泉は大変恵まれていました。草津千軒江戸構えといわれ、お医者様が裕福であるように、近代医学が発達する前の草津「温泉」は強力な殺菌力のために「万病を治す」という湯治で繁盛し、門前町ならぬ「医」前町で、経済的にも豊かでした。多くの病気は細菌との闘いであることが明治になって解ってくると「消毒」の観念、「サルファ剤」の発明、「抗生物質」の発見によって草津温泉の担当していた医療の分野は殆んど克服されてしまいました。以来、草軽電鉄、スキー導入、慰安旅行、招待旅行、団体旅行、ペンション、リゾート、スポーツ、個人旅行など様々な対応をしてまいりましたが、日本がグローバル競争に遅れをとり経済環境は悪化し、さらに他の観光施設や温泉地との競争の激化から一部に健闘は見られるものの町内は疲弊し、特にお上に期待した公務員による「公営観光事業」は惨憺たる有様です。 町では「泉質主義」掲げ本物温泉にこだわっていますが、これは宣伝としては面白いのですが、町民意識に根深くある江戸時代以来の「お上と温泉に対する強い依頼心」を助成こそしますが、克服には役立ちません。このところ暖かくなり雪が解けて、今まで「拾えなかったゴミ」がどっと現れて汚いので、拾っていると「道路愛護デイになったら皆でやるンでしょう?」と通る人が言いました。大部分の町民は「厭な事」は、自分ではなく、誰かがやってくれるか、やるべきであり、最低限、皆んなでやるもので、自分ひとりではやろうとしません。ゴミ拾い日を決めても皆が来なければ帰ってしまいます。何時までも「日本一のアンケート」に頼って「やってもらうこと」ばかり考え「やってやること」に目覚めなければ、激化する観光地間の競争に負けてしまいます。この「心の改革」を成し遂げるのは至難な業です。各自に、痛みを伴う自己改革が必要だからです。しかし方法はあるのですます。それは、町長さん自ら率先して次の三つをやる事です。   1つ、タバコを止める(自分にも他人にも有害で、環境を損ね、医療費を高める)。  2つ、ゴミを拾う(勿論きれいにする為ですが、草津町を愛する行為なのです)。 3つ、出来るだけニコニコする(自分の身体がよくなり、お客様や町民が喜びます)。 なかなか出来ませんが、意識改革はここから始まります。やって見る気はありませんか? 最後にもう1つ、町長さんお得意の口癖、「現状」の平成14年度予算をよく見て頂きたい。担当職員の「前年通りです」「一応載せて置いて後で補正します」という説明は問題です。費用は節約すれば前年より必ず減る筈で「前年並み」とは今のご時世で節約努力しないといっているのです。特に交際費などは一番に減らすべきです。又「前年通り載せて、後で減ずる」のと「削って、必要なら追加する」の違いは大きいと思いませんか。前者では当初予算は脹らみ、余ると使うので、決して減りません。後者では要るか要らないか必ず検討し、面倒な補正が必要なので自ずと節約に繋がります。如何お考えでしょうか?

 
 
 
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