光泉寺は草津舘の正面の石段を登ったところにあります。このお寺を中心として栄えてきたのが草津温泉の元々の姿でした。また、この門前に並んだ街並みを「門前町」と呼んでいましたので現在でも光泉寺門前という呼称が残っています。
大晦日から元旦に掛けて、この石段下の湯畑広場では「湯畑カウントダウン」が賑やかに行われ、煩悩を払うと言われる鐘突で新年を迎えます。
季節が春になると光泉寺ではお釈迦様のお祭りである「光泉寺花祭り」が行われます。本殿前では甘茶が振る舞われ、草津節や湯もみ踊りが披露されます。
変わって白根神社は草津温泉の守り神「氏神」様です。この境内ではご神木である「石楠花」の大木があちらこちらと群生しており、初夏を迎える頃になると一斉に開花して境内一面ピンクの花で埋め尽くされます。
7月には毎年白根神社の例大祭が行われ、町内各地の御輿が十数基繰り出され、草津館の前にある湯畑広場に大集結する様は圧巻です。また、8月に行われる「温泉感謝祭」は光泉寺境内にある「湯善堂」の温泉の神様のお祭りです。
また、光泉寺、白根神社共に昔から文人・偉人が数多く訪れており、その碑がたくさん残されています。草津館へご宿泊の際には是非立ち寄っていただきたいスポットです。 |