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私がこの旅館を切り盛りしている女将の片倉ひとみです。
ここでは私の個人的な趣味などについてちょっと紹介いたしております。
また、草津温泉に来たときにはこの顔を覚えておいて困ったことや
わからないことは何でもご相談下さい。 |
■ちょっとだけ主人の話 |
旅館業は女の仕事などと申しますが、旅館業が忙しくなるとやはり心配してくれるようでお客様の布団敷きなどを手伝ってくれたりもいたします。そんな主人は元々スキーの大変達者な人で地元草津(ノルディック複合競技・荻原兄弟の出身地です)のスキー場では30年以上もパトロール隊に関わっており、つい最近までは現役で隊長を務めておりました。平成26年3月末に退職しましたが、群馬県スキー連盟の安全対策部長としても活躍しておりました。
また平成26年3月には「第19回国際スキーパトロール連盟総会」へ、全日本スキー連盟安全対策部・
安全対策部事業委員会委員長としてカナダ、アメリカ、スエーデンに派遣されました。
この写真は草津町の公式な名刺に使われている物ですが、とある方よりお借りして公開する物ですのであえて個人名はモザイクをかけさせていただきましたが、これら以前のスキー場関係のモデルとしてポスターなどにも主人がよく使われておりました。現在では荻原兄弟のようにオリンピックなどの大舞台でご活躍されているメジャーなモデルさんがおりますので、主人はようやくお役ご免となっているようです。
まぁ、ここ草津では小学生から体育の時間にスキーの授業があるくらいですので、ほぼ町の人のほとんどはスキーができるのですが、やはりそんな中でも主人をはじめとするパトロール隊の皆さんは、仕事と言う感覚ではなく草津のスキー場へ来られるお客様が安全にお帰り頂くまで気を抜けないと言う義務感の方が強いようで、朝早くから夜間まで感心するほど厳しい役目を連日こなしておりました。主人もそれなりに勤め上げてきた人ですから厳しい一面ももっているようですが、なかなか口べたと言いますかお客様と接する機会がありません。
スキーに興味のある方はそんな主人とお酒でも飲みながら夜話に興じてみてはいかが?(注:主人はお酒をあまりたしなみません・・・)
もっともその夜話に肝心の主人が乗ってきますかどうですか、保証の限りではありませんけど・・・(苦笑)ちなみに私だってスキーは今でも現役で滑れますよ。(笑)
無理矢理じゃありませんけど、写真をようやく撮ることができました。改まって写真に収まる人ではありませんので、スナップ風になってしまいましたが、この方が返って親しみある顔になっているのもおかしな物です。普段お会いする方は、ちょっと無口で取っつきにくいように思われますが、話してみれば案外な一面もあります。何はともあれ皆さんに主人の写真をお見せできることができました。ほっと一安心です。 |
草津国際スキー場公式ページ|
全日本スキー連盟公式ページ|
SKI CHANNEL |
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■和服地で作る和装小物 |
旅館業という仕事の関係と言うこともありますが、私は元々和服が大変好きなんです。若い頃より集めた和服がたくさんありまして、それも時代とともにだんだん着なくなってきた物もあります。
そんな和服は皆さん一体どのようにしているのでしょうか?ただタンスの奥にしまわれているだけではいわゆる「タンスの肥やし」になってしまいます。
皆さんがお持ちの和服でも生地が良い物や柄がとっても気に入っている物、或いはどうしても捨てられない物や大切な思い出の品などいろいろあるでしょう。
そんな和服を私は和装小物として作り替えています。
最近では自分の着物だけでは飽きたらず、色々なところへ出かけた折りにふと見かけた生地がすっかり気に入ってしまったりするとついつい買い求めてしまいます。
それを持ち帰ってまた小物づくりにせっせと励んでしまう物ですから今では結構なコレクションになってしまいました。もうここまで来るとただのリサイクルの領域を越えてしまって一つのライフワークみたいなことになってしまっているようです。
最近ではかなり高級な正絹の物までたくさん作るようになっております。
あっ、そもそも私の和服地で作っているときから使っている物はすべて正絹ばかりなんですが・・・。
正絹ってなぁ〜に?なんて言われると困っちゃいますが、今のお若い方はシルクって呼んだ方が親しみやすいですよね。
そうです、いわゆる「天然シルク」です。(笑)
これを色や柄を見ながら様々に組み合わせてパッチワーク状につなぎ合わせます。
うまくできあがったときはとってもいい気分です。
ちょっとだけうれしい気分にもなります。
そうするとまた次の「制作意欲?」がムクムクっとわき上がってしまうのです。(笑)
勿論自分だけではとっても使い切れる物ではありませんが、幸いにしてご近所や知人友人の方で譲ってくださいという方がおられたり致しますので、このようなつたない物でもお使い頂ける物でしたらと思いお配りすることもあります。
後々道で偶然お会いしたときなどにその手元に私が作った品があったりすると大変うれしい気持ちになってしまいます。
皆さんも今は着なくなってしまったお気に入りの洋服や和服がありましたらフリーマーケットなどに出すのも良いのですが今度は是非こんな事にチャレンジしてみてはいかがですか?
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