草津温泉の入浴心得・・・資料提供:草津町観光協会・他
豆知識「かけ湯」
草津の温泉は大変高温であることは前述しました。
これに一気に入ることは体にとって決して良い事ではありません。
夏でも冬でも同じ事ですが、何回も何回もかけ湯を行い充分に体をなじませてから入浴してください。
かけ湯とは手桶で湯をすくって心臓から一番遠い場所、つまり足もとから順番に湯を浴びせていきます。
最後に胸、首筋等までじっくりとかけ湯を使い体が温泉の温度になじんで来たらいよいよ足からゆっくりと入っていくようにしましょう。
別に、頭に掛け湯をして脳にお湯の熱さ(温度)を体感させて一気にその温度に神経を馴染ませるという時間湯の入り方もありますが、どちらが実際によいかは管理人の知る範囲ではありません。
観光に来られた方の中にはプールのように大きな施設の温泉にいきなり飛び込む方もおられると聞きますがこれは考え物です。
充分に注意をしてください。
豆知識「入浴の回数」
温泉治療に限らず一日だけの観光で来られる方の中には温泉を堪能したいというお気持ちが先立って一日に何度も入浴される方がおられるようですがこれも要注意です。
草津の温泉は大変強い成分をもっていますので、きちんと一定の基準で入浴される分にはよいのですが無理をされるとかえって悪い結果を起こします。
「湯あたり」などと言いますが程度の問題で、肌の弱い方などはひどいときには赤くただれる事も多いのです。
一般的な話ですが、一日3回程度がよいとされています。
勿論肌の弱い方は2回だったり1回にしたり、様子を見ながら入浴されることをお奨めします。
また、擦り傷、切り傷、炎症など皮膚に何らかの問題がある方は「かなりしみる」事になりますので、それもあらかじめ知って置いてください。
豆知識「肌美人」
草津のお風呂に入ったあとは汗が引くと後には肌がすべすべになります。
これは草津に限らず硫黄成分の入った温泉ではごく当たり前のことなのですが、草津温泉の場合には際だってそれが強いので他の温泉よりなお一層すべすべ感が増した感じになります。
浴槽に浸かった後は一般的には「上がり湯」という物を使いますが、草津の温泉に入った後はこの上がり湯を使ってはいけないのです。
せっかく体になじんだ温泉の成分が全部流されてしまい元も子もなくなってしまうからです。
どうしても上がり湯が使いたい方はサラッと流す程度にすると良いでしょう。 |
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