名湯草津温泉－マーケット・コンビニエンス

草津町は温泉街という特殊な環境であり、物価は高値安定という形が定着しています。
何故でしょうか？一般の流通はいずれかへの経由地でありその点草津温泉は終着地であると言うことがあげられます。
大量一括輸送の現代であっても草津温泉の場合大量に仕入れる必要はありません、と言うよりは人口約８０００人のこの町では一般日用品を大量に仕入れてもさばくことが出来ません。
またこの草津を経由してさらに次の土地へ輸送車が走る経路としてはかなりの遠回りとなり成立しないのです。そのような環境に観光地としての地域性が合わさって長引く不況の現代では珍しく高値安定と言うことになってしまっているようです。
尤も最近の観光客はそのような環境を良しとはせずに色々と安いところで事前に買い込んでから草津に来る人も珍しくはありません。
もちろん地元草津で生活する人々は地元での買い物は極力控えています。
やはりここでもモータリゼーションの生活が支配しています。
買い物は車で出かけて安い物をまとめて買い込むと言うことが日常的なのです。
そんな草津ではありますが中には生活用品などを気軽に買うことのできる店もあります。
ここではそんな店の何店かをご紹介しようと思います。

１　スーパーもくべえ
広さ、品揃えとも草津では一番のスーパーです。観光客が通る道路に面しており銀行の隣とも相まっていつも買い物客が一番多い店です。夕方の時間帯は大変込み合い駐車場がいっぱいになることも珍しくはありませんので出来るだけ早い時間帯に済ませた方が無難でしょう。

２　スーパーはりや
広さ、品揃えともに草津町では大きい部類に入ります。一般の観光客からは目に付きにくい所にあるため買い物に要する時間は簡便でしょう。鮮度もほぼ満足行くものと感じます。価格帯なども考慮されておりこの町で日用品をお求めならちょっとした穴場的スーパーです。

３　フレッシュマート徳山
この店は草津温泉のホテル、旅館をメインに業務用食品などを取り扱っているスーパーですが、ありがたいことに小売りもしてくれます。店内は無造作に配置された品々がたくさんありますが、鮮魚に関してはお奨めできる物があります。また本来肉屋さんから発展したとのことでやはり肉に関しては草津でも屈指のお店といえます。何人か集まってのパーティーなどの食材探しならこのお店が最適でしょう。

４　コンビニエンスストアー「セーブオン」その１
こちらは１９９８年１２月にオープンしたコンビニエンスストアーです。ちなみに「セーブオン」とは、群馬県伊勢佐木市に本部を置く「伊勢屋グループ」の流通部門の一つです。町の規制などがあり２４時間営業ではありませんが早朝６時から深夜１時まで営業しています。こちらは「ホテルヴィレッジ」の系列で「大阪屋不動産」という会社が経営しているそうです。