草津温泉・雨が降ったら何をする?
そろそろ雨の多い季節となってきます。九州地方から段々に北上してくる梅雨前線、折角の草津温泉旅行も何となくつまらない?いえいえ、そんなことはありません。雨の温泉街もまた情緒たっぷりです。特に草津の大看板、湯畑はその沸き上がる湯煙の多さに驚かれることでしょう。旅館やホテル、ペンションで貸し出してくれる名前入りの傘を差しながらふと下から傘を見上げるとそこに草津温泉や宿泊施設の名前が、これもまた旅行に来たかなと言う言うささやかな情緒でありましょう。
最近はあちらこちらの宿で「外湯巡り」に配慮したセットや受け入れ態勢が随分と整ってきています。そぼ降る雨の中をカラコロと湯下駄の音をさせながら外湯巡りや内湯巡り、果たして今日は何湯廻れるかな?途中で温泉饅頭の無料配布に出会ったり、ガラス細工を楽しんだり、また西の河原通りを行き交う人々を眺めながら大きなガラスのラウンジでお茶を飲んだり。
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家族連れなら、お母さんはエステ、お父さんはゆっくりお風呂、子供達はわいわいとプールで、また家族揃ってお猿のショーを見たり、それぞれがそれぞれに楽しみや自分の時間を作ることが出きるのも「雨」という自然の恵みの中での落ち着いた草津温泉ならでは。
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草津鶴太郎美術館の一階にはグッズ販売コーナーと大きなガラス窓に面した喫茶コーナーが併設されている。ここで雨に濡れる西の河原通りを眺めながら語らうのもまた良い休日かも知れません。
関連サイト: 草津鶴太郎美術館
注:館内は撮影禁止となっています。
草津温泉の西の河原通りのガラス蔵はガラス工芸品と店頭の温泉玉子で人気があるお店です。店内では細い棒ガラスを使った「トンボ玉」の体験制作や、「吹きがラス」の体験制作が出来ます。また、草津温泉の独特の工芸ガラス食器「温泉ガラス」が展示販売されています。その色合いは湯ノ花が混じり合ったような何とも良い雰囲気のグラスでした。(写真右)
関連リンク: 草津ガラス蔵
群馬県伝統工芸に認定されている「根曲がり竹」の竹細工を体験できるのは出澤勝博さんの工房。写真のような竹細工が付きっきりの指導のもと、約2時間程度で出来上がり、その場で持ち帰りが出来ます。
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