草津温泉で無料駐車スペースを探してみる
観光地、とりわけ山あいに発展した日本一とも言われる温泉地の草津温泉は土地価が高く、観光施設などの建物以外に駐車場を確保することが大変困難です。しかしながらどの旅館やホテルでもそこそこ駐車場を確保しており、なおかつ「無料」で宿泊のお客様に提供しているところが多いという現実、下界ではショッピングセンターや娯楽施設でも、また病院や役所などの公共施設であっても駐車場は「有料」がごく当たり前となっている今日では、草津温泉のこのような無料駐車場が利用者には大変喜ばれているようです。
宿泊者にはその施設の専用駐車場があるとして、さて日帰りの行楽のお客様が「無料」で利用できる駐車場はこの草津温泉にどれだけあるのでしょうか?
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●草津運動茶屋公園道の駅
言わずと知れた草津温泉の無料駐車場の王道的存在。国土交通省の管轄にある助成金を使って観光客のために建てられた施設で、昼夜問わず一年中無料の駐車場です。トイレも清潔に維持され毎日たくさんのドライバーに愛用されています。
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●天狗山駐車場
こちらも草津温泉の中では知られた存在の駐車場です。冬季は週末が有料となりますが、夏期シーズンは昼夜問わず完全無料で利用でき、尚かつこちらも併設されているレストハウス(夏季休業)には男女別のトイレがあり24時間利用できます。このエリアには全部で4箇所の大規模な駐車場があり、その全てが無料で利用できます。
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●大滝の湯駐車場
温泉街ではさすがに完全無料という条件の駐車場は無いかというとそうでもありません。この大滝の湯は「温泉のデパート(主催者いわく)」と呼ばれる施設で、内部には様々な形態で温泉を楽しむことが出来、愛好者も大変多く草津に来られるときには必ず立ち寄るお客様もおられるとか聞きます。ここの玄関前と裏手には比較的大きな駐車場があり、原則として利用者のために設営されているとは言え細かいことにはこだわならい(?)公営温泉施設、やはりここも無料で利用できる駐車場として観光の皆様に広く愛用されています。オンシーズンになると利用者でごった返すのもここの特徴。利用する日によっては接触事故などに充分注意が必要です。
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■駐車場でおこなってはいけないこと
基本的なことでも観光地という非日常的状態では常識を逸脱する人もいる物です。特に、特におこなってはいけないことと言えば「火気の取扱」ですね。キャンパーとおぼしき車両が多くなりましたが、この人達の中にはなんとこの公営駐車場の中で炊飯を始めてしまう方がおられます。ボンベを取り出してガスコンロをセットして、ときにはバーベキューの支度まで準備万端している方さえ・・・。まぁ、施設の水道などで顔を洗ったり歯を磨いたりと言うのはまだ許せる範囲としても、洗車をおこなっていたり愛犬に水浴びをさせたり、この辺りまで来るともう常識の範囲と言えなくなってしまいます。また、駐車場は車両を駐車することが目的であって、キャンプをする場所ではありません。一台の車両でさらにイスやテーブルを取り出し、リゾート気分を満喫するのも良いのですが場所をわきまえておこなって欲しいものです。また、それらをおこなうことによって1台分以上のスペースを使うことも迷惑でしょうし、匂いや水を周囲にばらまくのも果たして回りの人々はどんな感じで受け取るのでしょうか?
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■駐車場ガイド
その他の主な草津温泉駐車場ガイドは以下のリンク先でご覧いただけます。
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