この「そばきち」という素朴で親しみやすい店名はそば屋を探すお客様にすぐわかってもらえるよう、そして商売繁盛につながるようにと名付けたそうです。

通りに面した店内は一見間口が広いのですが入ってみると奥行きがあまりなくこじんまりとしていますがおかみさんの元気な「いらっしゃいませ」の声を聞くと暖かさがありホッとひと休みしたくなる、そんな感じのお店です。

店主のこだわりとして「打ちたて茹でたてのそば味と香り」と掲げるように自身で毎朝、精魂込めて打っています。子供からお年寄りまで幅広く提供できるようお客様の食べやすさを考え、そば粉の割合を７：３（そば粉：小麦粉）としています。

 このお店の最大の特徴としてメインメニューとなる「こね鉢もり」（一人もり〜四人もり）はこね鉢にそばを盛りつけ、６通りのつけ汁（もり汁、おろし汁、とろろ汁、湯の花汁、つくね汁、まいたけ汁）からお好みのつけ汁を選んで食べる、という独特の楽しみ方があります。その他温かいそば、ざるそば、舞茸天ぷらや地酒などもあり、先にも述べたように子供からお年寄りまで幅広くご利用いただけます。